【はじめに】
本当は明日発行予定の記事でしたが、都合により本日発行と致します。
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
前回は個人投資家の短期売買、その中で
1:(ごく一部の)相場の先行きを予想しての売買
2:裁定取引を行う売買
については、個人的に現実的ではないと考えている旨、説明申し
上げました。
それでも「挑む」と言う事であればこれは個人の自由です。
ですが一度、冷静にご判断いただく事をオススメします。
そして、最後に残った
3:損失リスクを避ける為の売買
今回はここに触れます。
【損失リスクを避ける為の売買】
まず最初にお断りしておきますが、
「損失リスクを避ける為の売買」とは
「損失が出そうな時にそれを予測して現金に戻しておく」
ではありません。
「損失が出そうな時にそれを予測して」が出来るのは
「1:(ごく一部の)相場の先行きを予想しての売買」
が出来る人だけです。これは私の推計で市場参加者の0.1%程度
ですから、ここで言う「損失リスクを避ける為の売買」とは、
「予測をしないリスク回避」です。
例えば、こんなルールによる方法です。
1:終値が5日移動平均を上抜けしたら買い
2:買値も含めて最高値から3%ダウンしたら手仕舞い売り
3:一度手仕舞いしたら、30日は新規買しない。
#あくまで例ですから・・・この通りなんて売買しないで下さいネ
こうすると、毎回の損失は3%に限定できます。
また、30日の新規買休止を設定していますので、損失は最大で年
36%(厳密に言うと違いますが・・・)に限定できます。
ですから、相場が下げるにつれて「損がどんどん拡大する」事は
避ける事ができます。
他にも色々なルールが考えられます。ですが、いずれにしても
「予想できない」を前提にする限り、
「下げ始めたら一度手仕舞いしておく(買いの場合)」
と言う形のルールになります。
【精神衛生と儲けそこないを量りにかけて・・・】
この「一時的に株を持たないルール」は次の特徴があります。
メリット :株を持たない期間は値下がりを回避できる。
デメリット:株を持たない期間は値上がり益を逃してしまう。
当たり前と言えば当たり前ですね。
以前申し上げた通り、
株は年間5%(毎日0.014%、毎時0.0006%)所有者に何かを還元して
います。
ですから「株を持たない期間」は「その期間の利益を放棄している」
事になります。
#短期派の方はこの事を軽視している事が多いワケですが・・・
ここまで合理的に理解した上で、「それでも安全をとる」と言う選択も
あります。
近々お金が必要であるとか、精神衛生上そもそも相場から離れていたい
とか・・・それはそれで必要な事もあると思います。
そしてもう一つ「損失リスクを避ける為の売買」を行う事で「レバレッ
ジを上げる事ができる」と言う効能もあります。
理屈上はロスカットを5%に決めた場合、最大で20倍までレバレッジ
を上げる事ができるワケです。
持ち続ける事を前提にするとこれは不可能です。
ですから私は「損失リスクを避ける為の売買」を否定は致しません。
ですが、「損失リスクを避ける為の売買」は「結果、一部の利益を放棄
している事になる」これは頭に入れておいた方がよいと思います。
【本当は慣れてしまった方が・・・】
さて「損失リスクを避ける為の売買」もアリ・・・と書きました。
ですが、私の本音は
「あんまり株価を気にしないで株を持ち続ける投資」
に、慣れてしまうのが一番だと思っています。
レバレッジを上げられるとは言っても、きちんとリスクを考えると、
せいぜい2~3倍が限度。
この程度ならば「持ち続ける投資」でも出来てしまう範疇です。
「損失リスクを避ける為の売買」悪くないのですが、慣れてしまうと
「ほったらかしにしておく」方がダンゼンお気楽です。(笑)
その上パフォーマンスも良くなったりします。
一度無理ない金額で試してみませんか?!
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(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-86.html
○主なバックナンバー
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
○アクティブリバランス詳細解説リンク集
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-53.html
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本当は明日発行予定の記事でしたが、都合により本日発行と致します。
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
前回は個人投資家の短期売買、その中で
1:(ごく一部の)相場の先行きを予想しての売買
2:裁定取引を行う売買
については、個人的に現実的ではないと考えている旨、説明申し
上げました。
それでも「挑む」と言う事であればこれは個人の自由です。
ですが一度、冷静にご判断いただく事をオススメします。
そして、最後に残った
3:損失リスクを避ける為の売買
今回はここに触れます。
【損失リスクを避ける為の売買】
まず最初にお断りしておきますが、
「損失リスクを避ける為の売買」とは
「損失が出そうな時にそれを予測して現金に戻しておく」
ではありません。
「損失が出そうな時にそれを予測して」が出来るのは
「1:(ごく一部の)相場の先行きを予想しての売買」
が出来る人だけです。これは私の推計で市場参加者の0.1%程度
ですから、ここで言う「損失リスクを避ける為の売買」とは、
「予測をしないリスク回避」です。
例えば、こんなルールによる方法です。
1:終値が5日移動平均を上抜けしたら買い
2:買値も含めて最高値から3%ダウンしたら手仕舞い売り
3:一度手仕舞いしたら、30日は新規買しない。
#あくまで例ですから・・・この通りなんて売買しないで下さいネ
こうすると、毎回の損失は3%に限定できます。
また、30日の新規買休止を設定していますので、損失は最大で年
36%(厳密に言うと違いますが・・・)に限定できます。
ですから、相場が下げるにつれて「損がどんどん拡大する」事は
避ける事ができます。
他にも色々なルールが考えられます。ですが、いずれにしても
「予想できない」を前提にする限り、
「下げ始めたら一度手仕舞いしておく(買いの場合)」
と言う形のルールになります。
【精神衛生と儲けそこないを量りにかけて・・・】
この「一時的に株を持たないルール」は次の特徴があります。
メリット :株を持たない期間は値下がりを回避できる。
デメリット:株を持たない期間は値上がり益を逃してしまう。
当たり前と言えば当たり前ですね。
以前申し上げた通り、
株は年間5%(毎日0.014%、毎時0.0006%)所有者に何かを還元して
います。
ですから「株を持たない期間」は「その期間の利益を放棄している」
事になります。
#短期派の方はこの事を軽視している事が多いワケですが・・・
ここまで合理的に理解した上で、「それでも安全をとる」と言う選択も
あります。
近々お金が必要であるとか、精神衛生上そもそも相場から離れていたい
とか・・・それはそれで必要な事もあると思います。
そしてもう一つ「損失リスクを避ける為の売買」を行う事で「レバレッ
ジを上げる事ができる」と言う効能もあります。
理屈上はロスカットを5%に決めた場合、最大で20倍までレバレッジ
を上げる事ができるワケです。
持ち続ける事を前提にするとこれは不可能です。
ですから私は「損失リスクを避ける為の売買」を否定は致しません。
ですが、「損失リスクを避ける為の売買」は「結果、一部の利益を放棄
している事になる」これは頭に入れておいた方がよいと思います。
【本当は慣れてしまった方が・・・】
さて「損失リスクを避ける為の売買」もアリ・・・と書きました。
ですが、私の本音は
「あんまり株価を気にしないで株を持ち続ける投資」
に、慣れてしまうのが一番だと思っています。
レバレッジを上げられるとは言っても、きちんとリスクを考えると、
せいぜい2~3倍が限度。
この程度ならば「持ち続ける投資」でも出来てしまう範疇です。
「損失リスクを避ける為の売買」悪くないのですが、慣れてしまうと
「ほったらかしにしておく」方がダンゼンお気楽です。(笑)
その上パフォーマンスも良くなったりします。
一度無理ない金額で試してみませんか?!
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(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-86.html
○主なバックナンバー
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○アクティブリバランス詳細解説リンク集
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-53.html
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