【はじめに】
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
前回、私は投資機会を探す場合
「銘柄を探すより、タイミングを計ったほうが良い」
と考えている旨、お話しました。
今回は、ここを詳しく説明します。
ただタイミングといっても、トレーダーの方々が考えているような
タイミングではありません。
数年単位の「長~い」タイミングです。
【長期的「非」効率的市場仮説から言える事】
以前、私は「長期的「非」効率的市場仮説」という物を提案させて頂
きました。
#詳しくは下記をご覧下さい。
#http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-189.html
#http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-191.html
簡単に言うと
「株式市場は短期的にはかなり効率的。
だから1年未満の期間で利益を上げられるような機会を見つける事
は、難しい。
だが、数年で利益を得ようとした場合、決して株式市場は効率的だ
とは言えず有効な投資機会を見るけるチャンスはある」
という事でした。
これは、言い換えると、こうなります。
「株式市場全体は時には割安になったり、割高になったりする事があ
る。しかし同じ時期に個々の銘柄同士を比べた場合、一方が割安で
一方が割高になると言う事は少ない(と思われる)」
違和感をお持ちの方も多いでしょう。
ですが、銘柄を選ぶアクティブファンドは銘柄を選ばないインデック
スファンドにホトンド負けています。これが事実です。
つまり「銘柄を選ぶ」と言う行為は「利益につながりにくい」という
事だと思われます。
#ただ最近は、皆がインデックス投資を行ってしまっている影響で
#割高な銘柄や割安な銘柄が結構出ているとの指摘もあります。
#今後は、一概には言えないかもしれません。
反面、今が正にそうなのですが、株式市場全体が割安に放置されたり
反対に高値になってしまう事は「結構よくある」と感じています。
一番の例が、1985年~1991年あたりの「バブル経済」ですネ。
それ以外も結構ありました。
#これも「今までは」と言う言葉を添えておきます。
#今後も「未来永劫」割安や割高が発生し続けるとは言えません。
#
#ただし、最近はヘッジファンド増の影響なのか、株価変動が増えて
#どちらかと言えば「割安や割高が発生しやすくなっている」気がし
#ています。
そして、この「割安、割高」が起ってしまう理由もお話しました。
そう、投資のプロとは呼べない「ファンドの顧客」が市場に資金を投
入すると株は割高になり、資金を引き上げると株は割安になるのです。
彼らは決して合理的ではありません。
経済学者達はこんな「ファンドの顧客」が「合理的な行動を取る」と
位置づけていました。これは私は間違いだと考えています。
そしていかなプロであっても、顧客に資金を引き上げられては
株を売るしかありませんし、反対に資金を受け取ると、嫌でも株を買
う事になるのです。
そしてこの資金の流れが、「株の割安、割高」を生んでいると思われ
ます。そしてここに「非効率な市場」があると思えるのです。
そして
「投資する金額に対して、将来十分なリターンが確保できる」
と、言えるのであれば「割安な投資対象」という事でしょうし
反対に
「投資する金額に対して、将来十分なリターンが確保できない」
と、言えるのであれば「割高な投資対象」という事でしょう。
さて、そんな見極めが本当にできるのか?!
私は可能だと思っていますし、バフェットさん他も実行されて成果を
出されているのだと思っています。
次回はいよいよその分析の実例をご紹介します。
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(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-86.html
○主なバックナンバー
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
○アクティブリバランス詳細解説リンク集
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-53.html
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お役に立ちましたらポチっとお願いします。
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
前回、私は投資機会を探す場合
「銘柄を探すより、タイミングを計ったほうが良い」
と考えている旨、お話しました。
今回は、ここを詳しく説明します。
ただタイミングといっても、トレーダーの方々が考えているような
タイミングではありません。
数年単位の「長~い」タイミングです。
【長期的「非」効率的市場仮説から言える事】
以前、私は「長期的「非」効率的市場仮説」という物を提案させて頂
きました。
#詳しくは下記をご覧下さい。
#http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-189.html
#http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-191.html
簡単に言うと
「株式市場は短期的にはかなり効率的。
だから1年未満の期間で利益を上げられるような機会を見つける事
は、難しい。
だが、数年で利益を得ようとした場合、決して株式市場は効率的だ
とは言えず有効な投資機会を見るけるチャンスはある」
という事でした。
これは、言い換えると、こうなります。
「株式市場全体は時には割安になったり、割高になったりする事があ
る。しかし同じ時期に個々の銘柄同士を比べた場合、一方が割安で
一方が割高になると言う事は少ない(と思われる)」
違和感をお持ちの方も多いでしょう。
ですが、銘柄を選ぶアクティブファンドは銘柄を選ばないインデック
スファンドにホトンド負けています。これが事実です。
つまり「銘柄を選ぶ」と言う行為は「利益につながりにくい」という
事だと思われます。
#ただ最近は、皆がインデックス投資を行ってしまっている影響で
#割高な銘柄や割安な銘柄が結構出ているとの指摘もあります。
#今後は、一概には言えないかもしれません。
反面、今が正にそうなのですが、株式市場全体が割安に放置されたり
反対に高値になってしまう事は「結構よくある」と感じています。
一番の例が、1985年~1991年あたりの「バブル経済」ですネ。
それ以外も結構ありました。
#これも「今までは」と言う言葉を添えておきます。
#今後も「未来永劫」割安や割高が発生し続けるとは言えません。
#
#ただし、最近はヘッジファンド増の影響なのか、株価変動が増えて
#どちらかと言えば「割安や割高が発生しやすくなっている」気がし
#ています。
そして、この「割安、割高」が起ってしまう理由もお話しました。
そう、投資のプロとは呼べない「ファンドの顧客」が市場に資金を投
入すると株は割高になり、資金を引き上げると株は割安になるのです。
彼らは決して合理的ではありません。
経済学者達はこんな「ファンドの顧客」が「合理的な行動を取る」と
位置づけていました。これは私は間違いだと考えています。
そしていかなプロであっても、顧客に資金を引き上げられては
株を売るしかありませんし、反対に資金を受け取ると、嫌でも株を買
う事になるのです。
そしてこの資金の流れが、「株の割安、割高」を生んでいると思われ
ます。そしてここに「非効率な市場」があると思えるのです。
そして
「投資する金額に対して、将来十分なリターンが確保できる」
と、言えるのであれば「割安な投資対象」という事でしょうし
反対に
「投資する金額に対して、将来十分なリターンが確保できない」
と、言えるのであれば「割高な投資対象」という事でしょう。
さて、そんな見極めが本当にできるのか?!
私は可能だと思っていますし、バフェットさん他も実行されて成果を
出されているのだと思っています。
次回はいよいよその分析の実例をご紹介します。
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○アクティブリバランス投資法とは?!
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○主なバックナンバー
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