【はじめに】
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
今回も引き続き「月1万円」の価値を考えてゆきます。
これが理解できているのと知らないのでは、結構人生が変わるか
もしれません。
【前回までの復習】
「月1万円を積立投資する」例をご紹介してきました。そして
レバレッジ投資と言う手法を考えると30年後には
●レバレッジ最大2倍運用 5567万円
●3%資金調達、レバレッジ最大2倍運用 1億3645万円
との結果になるとご報告しました。
そして、レバレッジ投資の欠点でもある「破綻」を避ける為、オ
プション(保険)を使う方法をご紹介しました。
さて、このオプションを使うことで、もっとレバレッジ(倍率)
を上げられるような気がしてきますね?!
ですが、結論から言うと、これにも限度があります。
今回はこれについてお話しておきます。
【株価次第で跳ね上がるオプション(保険)費用】
オプション(保険)を使うと、どこまでもレバレッジ上げて行け
そうな気がする方もいらっしゃると思いますが、現実はそうは行
きません。
例えば、7500円のプットオプションは一枚毎月1万円程度で
買えます。これなら配当でまかなえる範疇です。
#年1.6%程度の費用にあたります。
ただ、この場合もし株価が本当に7500円等になると、オプシ
ョン費用が毎月30万円等になってしまいます。
この場合、保険費用が年率40%なんて話になってしまいます。
これではとても払えるものではありまえん。
したがい、安直にレバレッジを上げるわけには行きません。
つまり、オプションで保険をかけるとしても、あくまで
「実際にその株価までには下がらないと考えられる範囲」
で、設定を考えるべきだと思っています。
【自己資本と言う視点】
「実際にその株価までには下がらないと考えられる範囲」
私はこれを考えるために、一番妥当な目安が「自己資本」だと思
っています。
自己資本とは企業の持つ財産です。株主は、この資産を所持する
株数に応じて所有している事になります。
ですから、株価がこの自己資本を下回ることは、日経平均レベル
ではホトンドありません。(個別の株では結構あります)
そして金融界でよくあるのが、
「資産の80%まではお金を貸す」
なんて考え方。・・・要は
「資産の目減への備え、20%を確保しておけば、まあ安全」
と言う一つの目安です。
この考えに従うならば
1:今の日経平均の自己資本(=1株あたり資産)が約8000円
2:これの0.8倍が6400円
この場合、6250円のプットオプションを毎月買う事になり、1株
あたりの必要資金は約3100円という事になります。
#オプションは250円刻みにしか設定価格がありません。
#この為、6400円以下の一番高い設定価格が6250円となります。
つまり、株価が9000円だとすれば、レバレッジは約3倍。
これが本当に実行できる限度と考える次第です。
よく私が3倍が限度と言っているのは、これが理由です。
【月1万円の30年の差】
さて、最大3倍運用での結果をご紹介致します。
通常運用成果を年8%と仮定していましたので、3倍の24%か
ら、金利・保険費用を引いて、年率22%を前提にしました。
つまり、毎月1万円の積立を年率22%で運用した結果です。
30年後 2億3266万円(通常運用で1409万円)
いよいよ2億円を突破(笑)
これが「毎月1万円」の結果ですからスゴイですよね!
ついでに、金利3%で月1万円を30年返済する場合です。
237万円の借り入れができますので、これを3倍運用します。
#これをやる人は、まずいないと思いますが・・・(笑)
30年後 7億5715万円(通常運用で1409万円)
夢の10億円までもう一歩
#ちなみに32年で10億円を突破できる計算です。(笑)
次回はこの「月一万円積立」をまとめます。
【ご注意】
派手な計算結果をお見せして恐縮ですが、しつこく申し上げてお
きます。
私はレバレッジ投資の手法をご紹介したのみです。
決してオススメするモノではありません。
もし実行するにしても
・充分に相場に慣れ(でないと恐怖で眠れなくなります)
・先物、CFD、オプションを充分に理解し
・あくまで「自己責任」で実行して下さい。
----------------------------------------------------------------
(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-86.html
○アクティブリバランス投資法、実行マニュアル
http://ynavi.info/mag/act2.html
○主なバックナンバー
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
○アクティブリバランス詳細解説リンク集
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-53.html
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お役に立ちましたらポチっとお願いします。
#初めての方は「投資をマジメに考える」シリーズの
#ご一読をオススメします。
# http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-153.html
今回も引き続き「月1万円」の価値を考えてゆきます。
これが理解できているのと知らないのでは、結構人生が変わるか
もしれません。
【前回までの復習】
「月1万円を積立投資する」例をご紹介してきました。そして
レバレッジ投資と言う手法を考えると30年後には
●レバレッジ最大2倍運用 5567万円
●3%資金調達、レバレッジ最大2倍運用 1億3645万円
との結果になるとご報告しました。
そして、レバレッジ投資の欠点でもある「破綻」を避ける為、オ
プション(保険)を使う方法をご紹介しました。
さて、このオプションを使うことで、もっとレバレッジ(倍率)
を上げられるような気がしてきますね?!
ですが、結論から言うと、これにも限度があります。
今回はこれについてお話しておきます。
【株価次第で跳ね上がるオプション(保険)費用】
オプション(保険)を使うと、どこまでもレバレッジ上げて行け
そうな気がする方もいらっしゃると思いますが、現実はそうは行
きません。
例えば、7500円のプットオプションは一枚毎月1万円程度で
買えます。これなら配当でまかなえる範疇です。
#年1.6%程度の費用にあたります。
ただ、この場合もし株価が本当に7500円等になると、オプシ
ョン費用が毎月30万円等になってしまいます。
この場合、保険費用が年率40%なんて話になってしまいます。
これではとても払えるものではありまえん。
したがい、安直にレバレッジを上げるわけには行きません。
つまり、オプションで保険をかけるとしても、あくまで
「実際にその株価までには下がらないと考えられる範囲」
で、設定を考えるべきだと思っています。
【自己資本と言う視点】
「実際にその株価までには下がらないと考えられる範囲」
私はこれを考えるために、一番妥当な目安が「自己資本」だと思
っています。
自己資本とは企業の持つ財産です。株主は、この資産を所持する
株数に応じて所有している事になります。
ですから、株価がこの自己資本を下回ることは、日経平均レベル
ではホトンドありません。(個別の株では結構あります)
そして金融界でよくあるのが、
「資産の80%まではお金を貸す」
なんて考え方。・・・要は
「資産の目減への備え、20%を確保しておけば、まあ安全」
と言う一つの目安です。
この考えに従うならば
1:今の日経平均の自己資本(=1株あたり資産)が約8000円
2:これの0.8倍が6400円
この場合、6250円のプットオプションを毎月買う事になり、1株
あたりの必要資金は約3100円という事になります。
#オプションは250円刻みにしか設定価格がありません。
#この為、6400円以下の一番高い設定価格が6250円となります。
つまり、株価が9000円だとすれば、レバレッジは約3倍。
これが本当に実行できる限度と考える次第です。
よく私が3倍が限度と言っているのは、これが理由です。
【月1万円の30年の差】
さて、最大3倍運用での結果をご紹介致します。
通常運用成果を年8%と仮定していましたので、3倍の24%か
ら、金利・保険費用を引いて、年率22%を前提にしました。
つまり、毎月1万円の積立を年率22%で運用した結果です。
30年後 2億3266万円(通常運用で1409万円)
いよいよ2億円を突破(笑)
これが「毎月1万円」の結果ですからスゴイですよね!
ついでに、金利3%で月1万円を30年返済する場合です。
237万円の借り入れができますので、これを3倍運用します。
#これをやる人は、まずいないと思いますが・・・(笑)
30年後 7億5715万円(通常運用で1409万円)
夢の10億円までもう一歩
#ちなみに32年で10億円を突破できる計算です。(笑)
次回はこの「月一万円積立」をまとめます。
【ご注意】
派手な計算結果をお見せして恐縮ですが、しつこく申し上げてお
きます。
私はレバレッジ投資の手法をご紹介したのみです。
決してオススメするモノではありません。
もし実行するにしても
・充分に相場に慣れ(でないと恐怖で眠れなくなります)
・先物、CFD、オプションを充分に理解し
・あくまで「自己責任」で実行して下さい。
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(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
http://gookabu.blog48.fc2.com/blog-entry-86.html
○アクティブリバランス投資法、実行マニュアル
http://ynavi.info/mag/act2.html
○主なバックナンバー
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○アクティブリバランス詳細解説リンク集
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