【4/28の日経平均】
終値 28,856円(先週末比+292円)
【シカゴ日経平均先物 28日】
(かっこ内は大阪日中比)
円建て6月限 29,065円(+195)
【ロイター見通し概略】
スタグフレーションの様相強まるとの事
詳しくは
https://00m.in/lAnEl
【勝手な個人見解!】
------------------------------
※あくまで個人見解です。
結果について、責任負えません。
------------------------------
2024年4月末に向けての
日経平均価値想定23,600円
※価値想定は予想ではありません。
市場マインドがニュートラルの場合の
株価とお考え下さい。
買い建て指数0.0%(暫定版)
おおむね現金確保
※リバランスポイント参考値(暫定版)
基準株価 下落時 上昇時
○26,100円 0%→0% 10%→0%
25,600円 0%→10% 20%→10%
25,200円 10%→20% 30%→20%
#リバランスポイントについては
#https://ynavi.info/t/tenso/rebpoint
#をご参照下さい
〇個人見解の補足
日銀、植田新総裁の判断に注目が
集まっていましたが、
金融緩和継続で市場は安心。
続伸となりました。
アメリカでも、資源関連企業は好決算で
株価は上昇していますが、これは資源高
の影響と思われますので、長続きは?!
GAFAM等のテック企業はイマイチ決算で
長期的な景気には疑問ありの様相。
私の様子見は続きます。
さて先週に引き続きAT1債の話題。
#クレディスイスの無価値となったアレ
省略しないで言うとAdditional Tier1債
直訳すると、「付加された一次請け債」
となり意味不明ですねw。
日本語では永久劣後債と訳されます。
これは「永久債」であり「劣後債」だと
言う事です。
永久債とは永久に返済義務のない
債券の事。
毎年、利払いダケすれば、永久に
返済する必要はありません。
「そんなモノ誰が買うの」と思う方も
いらっしゃると思いますが、
意外に年金とかのニーズはあるのです。
最近の日本でも三井住友FGが1400億円
規模での発行を発表しました。
当然、利回りは良く、国債利回りに
1.7%程度上乗せするとの事。
一度買えば、定期的に確実な収入が
得られます。株の配当に似ていますね。
ただ、株と違うのはこの利払い金額は
最初に決められていて、債券発行企業
側では変更権限がないと言う事。
(株の配当は企業側で変更できます)
そして「劣後債」の意味。
これは支払いの優先順位が低い事を意味
します。
企業の支払い優先順位は
1:従業員への賃金
2:取引先への取引代金
3:社債等の返還
が、優先されます。
ところが劣後債の場合、この3の社債より
優先順位が低くなり・・・
4:劣後債の返還
5:株主への返還
と言う順位になります。
この
1:返済義務がない」
2:返済(利払い)優先順位が低い
と言う二つの特徴から、永久劣後債は
会計上は自己資本となります。
つまり、発行して売れば自己資本を
増やす事ができるのです。
もちろん利払いは増えますが・・・
と言う事で、自己資本を一定規模に
保たなければならない銀行や保険会社
等が良く活用していると言うワケです。
さて、ここで突飛な話を一つ!
もし、国がこの永久劣後債を発行したら
どうなるのか・・・
繰り返しになりますが、永久劣後債は
借金ではなく株と同様の資本です。
つまり国は国債を永久劣後債に切り
換えると借金を減らせる事になります。
反面、投資家は「国に投資」して
高めの利回りを受け取る事ができます。
良く言われる、国の財政赤字の問題は
こんな方法で解決できたりします。
ただ、この方法は魔法ではありません。
実質的には投資家のお金を国が吸い
上げてる税金に近い性質のものです。
あまりやり過ぎると、インフレに繋がる
可能性が大きいです。
でも、変に増税するより国民の理解が
得られそうな気はします。
----------------------------------------
(宜しければ下記も参考にしてください)
○アクティブリバランス投資法とは?!
https://ynavi.info/t/tenso/actreb
○主なバックナンバー
https://ynavi.info/t/tenso/mback
○理論背景、詳細解説リンク集
https://ynavi.info/t/tenso/actlink
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お役に立ちましたらポチっとお願いします。
終値 28,856円(先週末比+292円)
【シカゴ日経平均先物 28日】
(かっこ内は大阪日中比)
円建て6月限 29,065円(+195)
【ロイター見通し概略】
スタグフレーションの様相強まるとの事
詳しくは
https://00m.in/lAnEl
【勝手な個人見解!】
------------------------------
※あくまで個人見解です。
結果について、責任負えません。
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2024年4月末に向けての
日経平均価値想定23,600円
※価値想定は予想ではありません。
市場マインドがニュートラルの場合の
株価とお考え下さい。
買い建て指数0.0%(暫定版)
おおむね現金確保
※リバランスポイント参考値(暫定版)
基準株価 下落時 上昇時
○26,100円 0%→0% 10%→0%
25,600円 0%→10% 20%→10%
25,200円 10%→20% 30%→20%
#リバランスポイントについては
#https://ynavi.info/t/tenso/rebpoint
#をご参照下さい
〇個人見解の補足
日銀、植田新総裁の判断に注目が
集まっていましたが、
金融緩和継続で市場は安心。
続伸となりました。
アメリカでも、資源関連企業は好決算で
株価は上昇していますが、これは資源高
の影響と思われますので、長続きは?!
GAFAM等のテック企業はイマイチ決算で
長期的な景気には疑問ありの様相。
私の様子見は続きます。
さて先週に引き続きAT1債の話題。
#クレディスイスの無価値となったアレ
省略しないで言うとAdditional Tier1債
直訳すると、「付加された一次請け債」
となり意味不明ですねw。
日本語では永久劣後債と訳されます。
これは「永久債」であり「劣後債」だと
言う事です。
永久債とは永久に返済義務のない
債券の事。
毎年、利払いダケすれば、永久に
返済する必要はありません。
「そんなモノ誰が買うの」と思う方も
いらっしゃると思いますが、
意外に年金とかのニーズはあるのです。
最近の日本でも三井住友FGが1400億円
規模での発行を発表しました。
当然、利回りは良く、国債利回りに
1.7%程度上乗せするとの事。
一度買えば、定期的に確実な収入が
得られます。株の配当に似ていますね。
ただ、株と違うのはこの利払い金額は
最初に決められていて、債券発行企業
側では変更権限がないと言う事。
(株の配当は企業側で変更できます)
そして「劣後債」の意味。
これは支払いの優先順位が低い事を意味
します。
企業の支払い優先順位は
1:従業員への賃金
2:取引先への取引代金
3:社債等の返還
が、優先されます。
ところが劣後債の場合、この3の社債より
優先順位が低くなり・・・
4:劣後債の返還
5:株主への返還
と言う順位になります。
この
1:返済義務がない」
2:返済(利払い)優先順位が低い
と言う二つの特徴から、永久劣後債は
会計上は自己資本となります。
つまり、発行して売れば自己資本を
増やす事ができるのです。
もちろん利払いは増えますが・・・
と言う事で、自己資本を一定規模に
保たなければならない銀行や保険会社
等が良く活用していると言うワケです。
さて、ここで突飛な話を一つ!
もし、国がこの永久劣後債を発行したら
どうなるのか・・・
繰り返しになりますが、永久劣後債は
借金ではなく株と同様の資本です。
つまり国は国債を永久劣後債に切り
換えると借金を減らせる事になります。
反面、投資家は「国に投資」して
高めの利回りを受け取る事ができます。
良く言われる、国の財政赤字の問題は
こんな方法で解決できたりします。
ただ、この方法は魔法ではありません。
実質的には投資家のお金を国が吸い
上げてる税金に近い性質のものです。
あまりやり過ぎると、インフレに繋がる
可能性が大きいです。
でも、変に増税するより国民の理解が
得られそうな気はします。
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○アクティブリバランス投資法とは?!
https://ynavi.info/t/tenso/actreb
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○理論背景、詳細解説リンク集
https://ynavi.info/t/tenso/actlink
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